復帰2戦目。どうもとみたです。「毎日スキーをしたい」そんな生活を目指しているフリースキーヤーです。ということで骨折復帰二戦目の動画とともに、この日のスキーについて書いていこうと思います。私の癖なども書くので、フリースキーの技術論的なものもわかるかもしれません。
ということで、今回の動画です。たくさん撮ったわけでは無いのでショートです。
遠山さん主催の稽古会に初参加
今回はスキーヤー遠山さん(freeskiheadz)主催の「稽古会」に参加してきました!何人かでパークを滑りながら遠山さんにアドバイスをもらったり、交流をするといった感じのイベントです。一年を通じて定期的に開催されていますが、予定が合わなかったり練習スケジュール(個人として優先的にやりたいこと)があったりで参加していませんでしたが、今回は「春だし、怪我明けだし、のんびり参加しつつ滑るかー」といい感じで参加させていただきました。
12人で滑る午前のセッション
今回は参加者も非常に多く、なんと12人。いつも1人がメイン、多くて3人くらいな私からはびっくりの大所帯です。順番をまったり、待機するにも気を遣う人数でした。
午前は中級のミドルキッカーでの練習。ランディングの荒れ始めが早く、また硫安(雪を固める)も巻かれることから、「ぱっと見よりも難しい」コースの状況だったように思います。「春はジャンプの練習にいい!」なんて声をよく聞きますが、春のコンディションって「着地がシャバくて衝撃が減る」以外にそこまでメリットを感じない私です(いや、そのメリットがめっちゃでかいのか?)。時間によるコンディションの変化が激しいし、シャバ行きで板引っ掛けやすい、硫安でむしろ速度合わせ難しくなるなどあるので、春こそはスキー力(総合的な滑走スキル的な何か)が必要!
1か月でブランクは感じるのか?
中級レーンではいよいよスイッチ(後ろ向きから)のジャンプと360を解禁しました。↓動画再掲
骨折をしたときのトリックがSW180、今回のような中級サイズとはいえ、怪我ぶりということで何か心に引っかかる感じはありました。がやってみるとひとまず成功。クオリティはさておき、ひとまずホッ。スイッチ180は左腕の開き早いし、360もオーバーローテする回り方をしていたりと、自分の癖がよく撮れている動画です。ストレートも含めてもう一度基礎からやらないとです。
「春のパークはチャレンジしやすい」は本当?
ということで今回は復帰2戦目ということで、徐々に調子を取り戻しつつある感じをお届けしました。仕事のスケジュール等もあり、5月の連休までの約1か月はそこまで数を滑ることはできなそうですし、マックストリック(自分の最高難易度)への挑戦はせずに、地に足つけたところできっちり仕上げつつ、映像など残していけたらなーと思っております。
さて、見出しにある通り、春のパークはよく「雪も緩んでトリックへの挑戦がしやすい」なんて言われることもあります。が、私はそのあたりに結構懐疑的だったりします。性根が捻くれているだけという部分も大いにありますが笑
春ゲレンデのパークがトリックの挑戦に適しているという主な理由としてランディングが緩んでくるから着地にミスをした時の衝撃が柔らぐといったことが挙げられると思います。実際それは大きいですね。
しかしながらトータルで考えると「春のパークって結構むずくね?」って思う私です。箇条書きで示すと
・ハイシーズンに比べアプローチからランディングまで雪のコンディションが変化しやすい
・硫安を撒くことで「人為的に」「部分的に」コンディションが変わる
・雪が緩むことで逆にランディングが荒れやすい
ざっと思いつくだけでもこれらが考えられます。実際に春のパークに1日いると、「板走らなくなってきたなー」とか「うわ、整備後(硫安も撒いて)って板めっちゃ走るしキッカーもカリカリ!」ってなったりしません?(私のスキル不足という説もあり)結構トリック打つ以外のところで神経を削られるような場面が増える印象があるんですよね。春のパーク。皆さんはどうですか?
とは言え、シーズン終盤ということで滑走スキルや体力的なものが一般レベルではシーズン当初よりも向上してきているであろう時期なので、トリックへの挑戦などもしやすいのも事実でしょう。「怪我しちゃったとしても、シーズン終了間際だからいいや」なんて過激なことを言う人もいたりします笑
春のパークだからこそ伸ばせる力
ということで、「春のパークは言うほど易しくなくね?」というスタンスの私ですが、実際のところ雪のコンディション含めて変化しやすい時期なので、「春のパークを攻略する過程でスキー力上がる!」と思っています。シャバ雪でのアプローチや、硫安カリカリキッカーへの対処、そして速度感を調整する力など、ハイシーズンとはまた違う角度からの力が身につく時期だと思っています。どちらも楽しいことには変わりませんが笑
今度はそういった「スキー力的な何か」について書いてみるのも面白いかもしれないですね。
ではまた。
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