どうも、とみたです。骨折から約3週間が経過、今のところ順調な回復を見せている状況ですが(さすがにギプスは取れなかった前回受診はこちらの記事へ)、より早く壊れた骨や筋肉等の周辺組織が回復できる方法はないかなと考えておりました。
<思い出した「酸素ルーム」の存在>
骨折したからといっても受傷部位以外は使えるので、ジムで下半身のトレーニングをしていたところ、ふと壁のポスターに目がいきました。

酸素ルームはじめました(俺にはそう見えた)
「あ、そういえばこのジムには酸素ルームあったな」と。なぜ気が付かなかったんだろう。「骨折と酸素」といえば、サッカーのベッカム(英国)がW杯直前に骨折するも、酸素カプセルで劇的な回復をして出場に間に合わせたという話がありましたね。
私が通っているジム(FIT-EASY)には酸素ルームがあり、月会費で使うことができます。しかし私が普段ジムを利用する夜間はサービス時間外ということもあり、その存在をすっかり忘れていました。今回は骨も折れたことですので、時間を調整して利用してみることにしました!店舗に一つしかないため直近はほぼ予約が埋まっていましたが、なんとか枠をゲット。LINEの店舗ページからの手続きなのでとても楽です。予約時間の5分前に店舗に行き、いざ酸素ルームへ。

〈酸素ルームはこんな感じ〉


部屋はまさに「カプセルホテル」テレビなどもついています。カプセル型のものよりも圧迫感は少ない印象ですので、閉所が苦手な人も使いやすいかもしれないですね。早速中に入ります。

酸素ルームに収容されし骨折スキーヤー
スタッフの方にドアを閉められスイッチオン。空気を送り込む音がして聞こえ始めました。早速耳鳴りがしてきます。ここで、酸素ルームがなぜ怪我の治癒に良いとされるのか簡単にお伝えしようと思います。
〈そもそも酸素カプセル・酸素ルームって何がいいの?〉
一般的に使われる酸素ルーム(カプセル)は室内の「酸素の濃度が高くなる」と思われがちですが、「室内の気圧を高めることで、結果的に酸素が効率よく体内に入ってくる」というイメージです。体の代謝や組織の合成などには酸素が必要で、酸素を効率よく取り込むことによる効果としては、
- 疲労回復・集中力向上・ケガの回復促進
- アンチエイジング・血行改善・リンパの流れ改善
- 肌の活性化・脂肪燃焼・精神的な安定
などがあります。ですので、今回私が受賞している左手首の骨折についても効果が期待できるようです。

<利用時の注意点>
「ルーム内で寝たり、テレビ見ていてオッケー」という状況なので、特に気をつけることはないのですが、開始からしばらくは室内の気圧が上がっていくので、”耳抜き”ができることが望ましいです。(私は鼻をつまんで んっ! ってやります笑)。飛行機に乗ったり新幹線がトンネルに入ったときのような感覚です。私は陸上競技者時代に酸素カプセルの経験はあったので、特に困ることはありませんでした。

電気を消して睡眠モードで過ごす
〈あっという間の1時間と体感した効果〉
室内での60分間は早々に照明を落として睡眠モードで過ごしました。最初は何度か耳抜きをしましたがすぐに寝落ちしました笑 そしてあっという間にアラームがなり終了。起きたときの感想は「え?眠りの質高い!」でした。これは感想ですが、「呼吸がしやすい感覚」があり、普段の仮眠に比べ非常に質の高い睡眠になったように感じました。1時間の利用時間で2時間くらい寝ていた感覚がありました。
実際に睡眠の質や怪我の治癒に関しては客観視する方法がありませんが(Apple Watchとかアプリでできるのかな?血中酸素濃度測定?)、睡眠や回復効率が高くなったと考えれば、継続的な使用でその効果はより見えてくるのではないでしょうか。
もし、「疲労が取れるのに3日かかるところ2日で済めば」「怪我の治癒が数日早まれば」もっといい状態で沢山スキーが楽しめるなと、そういった部分に期待ができますね。
<使ってみての感想と今後>
現実問題、予約の可否や時間的に毎日のように使用することは難しそうですが、当面は怪我の治癒のために、以降はコンディショニングのために、使っていってみようと思います(せっかく月会費に含まれてるし笑)。普通に昼寝にブーストがかかる感じが継続利用でどのように影響してくるか体感してみたい。初めは週に数回使用し、長期的には週に一回等で継続していくのが良いそうです。
ということで、今回の怪我の治療に限らず、復帰後のコンディショニングにも使って行きたいと思える酸素ルームでした。お近くにある方はぜひ一度体験してみては??
興味がある方、質問、詳しい方からのコメントお待ちしています!
ではまた。
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