とみた

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「モチベーションは言い訳にならないよ」という話。

雑記

どうも、とみたです。 今回はスキーとモチベーションの話をしたいと思います。

骨折からちょうど1ヵ月が経過しました。骨折だけでなく公私ともにスケジュールが埋まってしまったこともあり、1ヵ月まるまるスキーを履くことなく過ごしました。30代でフリースキーに復帰してからは初めてのことでした。思い返せば、夏もオフトレのためにスキー板を履き続けていたので、週に2回以上は平均してスキーをしていたようです(Yukiyamaアプリでの履歴より、)

「滑りたくても滑れない状況」に焦りはあったか?

フリースキーに復帰して以降、初めて1ヵ月以上スキーを履かなかったわけですが、自分の中で思っていたほどのストレスや後悔はありませんでした。骨折の原因となったスキル不足や練習の足りなさを感じることはありましたが、それでも焦燥感はなかったのです。

やり切ったという実感

なぜ後悔がなかったのか考えてみると、それは「使える時間を”全て”費やしてきたから」だと思います。練習日誌とスケジュール帳を見返すと、たとえ1時間だけでも練習ができるならオフトレ施設に足を運んでいました(居住地から高速でも片道1時間以上かかる)。50連勤真っ只中でも、営業時間内に間に合うのであれば車を走らせていました。そこまでやり切ったのは自分でも驚きであるとともに、”これ以上練習時間を増やすには、生活スタイルそのものを変えるしかないと思っています(色々準備中ではある)。

そこまでやったからこそ、「やらなかったことに対する後悔は一切ない」と言い切ることができます。練習方法や内容に関しては後悔はないものの、反省点は多々あります(それは次のオフトレスタート時に書こうと思います)。

オフ期は仕事の関係で完全に体が空く日は月に2日あれば良い方

「やる気が出ない」はウソ。

私は常々「やる気があるから練習する」「モチベーションが上がらないないから練習しない」なんてことは幻想だと思っています。目標としているスイッチのダブルロデオというトリックは、私の諸条件(運動感覚や年齢・体力・確保できる練習時間等)を考えると、簡単にできるものではありませんし、そもそも今自分が生きている世界線で実現ができるものかどうかは誰にもわかりません。しかも達成したとて、そこにあるのは究極的には自己満足しか残らないはずです。

そんなことがわかっているのに、なぜそこまでしてやりたいのか? 自分に問うことがありますが、正直なところ、理由はありません。「やりたい」と思ったからやる。達成のために必要な準備を必要なだけする。それが全てだと思っています。やらなかったときに確実に言えるのは「目標が遠のく可能性が高くなる」ということだと思います。

脳研究者・池谷裕二先生によると、「やる気」は最初からあるものではなく、行動した結果として生まれるものだそうです(要約)。つまり、「やる気がないからできない」のではなく、「やり始めるからやる気が出る」という順番。やる気を待つのは時間のムダなので、さっさと行動しましょう。

スタートラインに立ったときにわかること

先の内容も含め、私自身の考え方としては、目標達成のために必要な準備を、与えられた時間内で積み重ねていくことが大事だと思っています。

やる気や気分で行動を決めてしまうと、やれるはずのことをやらなかったとき、必ず後悔につながります。そして、それがスタートラインに立ったときに不安の種として現れるのです。だからこそ、天気が悪い、時間がない、疲れているといった理由でやらないという選択肢は僕にはありません。

他人には求めないことが大事なのと、感じる有り難さ。

ここまでの内容はあくまで私自身の私自身に対する考え方です。他人に同じことを求めると、友達をなくしてしまいます笑。 人それぞれ、環境や目標は違うので、同じ考えになる必要はありませんし、そもそもなりません。誰かが「上手くなりたい」と言っても練習しなければ、「そうなんだね」としか思いません。でも、僕は自分のスキーに対してこういうスタンスを持っているのです。

陸上競技を引退してから、こんなにも真剣に向き合えるものに出会えるとは思っていませんでした。陸上に求めている競技性の裏返しにあるのが趣味のスキーだったと思っていたので、今のようなスタンスになるのは意外でした。人生は不思議なものです。

ときとして尖っていて、関わってみるとめんどくせぇ!と評価される私ですが、こうした情熱を持てること、それを理解してくれる人が(少しでも)いることは、本当にありがたいことです。

ではまた。

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